私にとっては彼氏、彼にとってはセフレの関係になってしまったのはなぜ? その他のトラブル
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自分のことは何も話さない彼

交際が始まってからも、彼が自分のことを語ることはあまりありませんでした。
次のデートには景色の綺麗なホテルに食事に連れて行ってくれ、そのままお泊りをすることになりましたが、宿泊者の記名の部分などは全て優さん任せで、
彼の住所などは一切分かりませんでした。
さらに、彼はアメリカ人とのハーフで、英語も話せるとのことでしたが、
一度外国人に道を聞かれたときには、ネイティブには程遠い英語で答えていました。
それを優さんが指摘すると、
彼は優さんにこう言ったそうです。
「長年日本にいると英語って忘れるんだよ」

彼には謎めいている部分がたくさんありましたが、
一緒にいるといつも優しく、優さんの話をたくさん聞いてくれ、
2人で会っている時間は、彼のことを全く知らないことなど気にならないくらい楽しい時間でした。
ところが、交際し始めたころからずっと月に1~2回は会っていたのに
3か月ほど前からドタキャンされることが増加……。
しかし、優さんは彼のことを心から好きだったために、
「会える時に会えればいい」というスタンスで、
今は、彼に呼び出されたら優さんが都合を合わせて行く形になっていました。

周りが見えなくなっている娘の目を覚まさせたい

優さんの母・千佳子さんは、もともと彼のことはよく思っていませんでしたが、
この話を聞き、彼が優さんのことをだましているのではないかと思うように。
さらに、先日優さんの部屋を掃除していると、ゴミ箱からラブホテルの領収書がみつかったのです。

千佳子さんは、優さんがホテル代まで払っていることを知り、さらに不信感を募らせました。
しかし、彼に夢中になってしまっている優さんには何を言っても無駄……
彼の素性調査を探偵に依頼することにしました。

調査の結果、彼はハーフではなく、千葉県に住む「日本人」でした。
さらに、交際していると思われる若い女性と同棲しているようで、
出会い系で複数名の女性と不定期に遊んでいることが分かりました。

優さんは、彼から見れば「セフレ」として扱われていたのです。
この事実を知り、千佳子さんは優さんが傷ついてしまわないように
「まずは、真実を告げずに別れるように説得してみる」と言っていました。

彼にまんまと騙されて、夢中になってしまった優さんは彼と普通の交際をしていると思っていました。
何とも酷な話ですが、「分からないこと」が多い相手のことを信用していた優さんにも
責任はあります。
これからは、交際する相手のことはある程度「知ってから」信用するようになるといいのですが。

(2018.07.04)

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