できた嫁との生活を、勝手に終わらせた息子の真実を暴いた母 その他のトラブル
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そして、息子夫婦は

みどりさんは、明日香さんと哲史さんの夫婦関係がうまくいってない事に気が付いていました。
しかし、明日香さんに聞いても明るく気丈にふるまうだけ。
肝心の哲史さんは、最近では実家によらず、自分の家に直接帰ることが増え、
顔を合わすことも、話をする機会すらなくなっていました。

こんな日々が続いたある日、明日香さんから
「哲史さんと離婚することになりそうです。お義母さん、申し訳ございません」との報告が。
理由を聞くと
「性格の不一致や、私への不満が耐えられないそうです。
私は別れたくないと伝えたのですが、もう修復するのは無理みたいです・・・。」とのこと。
そのうえ子どもを連れて、3か月以内に家から出ていくようにと言われたというのです。

みどりさんは、すぐに哲史さんを呼び出しましたが
「夫婦にしかわからないこともあるんだ。口を出さないでくれ。」と、話になりませんでした。
そして、2人は離婚。
明日香さんは、
「日本にいるお母さんはお義母さんだけです。子どももおばあちゃんが大好きです。
体に気を付けて何かあったらいつでも頼ってくださいね」と言い、家を出て行ってしまいました。

離婚の本当の理由はほかにある?

明日香さんが出て行ったころ、
みどりさんは、近所の人から哲史さんの家に出入りする女性がいるとのうわさを聞きました。
ちょうど、明日香さんが里帰りをした時期くらいから見かけるようになったとこのこと。
みどりさんは、真相を確かめたいと思いましたが、哲史さんに聞いても本当のことを言うわけもなく、
明日香さんに不確定なことを話すわけにもいかず……。
どうしても、明日香さんとの離婚に納得がいかなかったみどりさんは、
探偵に哲史さんの行動調査を依頼しました。

調査の結果、哲史さんの家にスペアキーを使って出入りしている女性がいることがわかりました。
しかもその女性と哲史さんは付き合っているようでした。
聞き込みから、その女性との交際は明日香さんとの
婚姻期間中に始まっていたこともわかりました。

しかし、哲史さんが結婚をしていた時の不貞の証拠は、わからずじまい……。
過去の不貞の証拠はどこにも残されていないようでした。

みどりさんは、もう少し早くこのことに気が付いて、調査をしてあげられていたら、
明日香さんの力になれたのに。と言っていました。
真実を知ることは大切なことですが、
タイミングが遅いと、その証拠を有効に活用できない場合もあります。
後悔先に立たず……
なにか怪しいと思ったら、不利な立場や、泣き寝入りすることにならないよう真実を知ることが重要です。
真実を知るか否かで、対処の仕方も変わっっていた事でしょう。
みどりさんは、今となっては明日香さんにこの真実は伝えないそうです。
自分の息子のせいで、もう家族ではなくなってしまいましたが、
これからも明日香さんとは今までのように付き合っていくと言っていました。

(2018.10.16)

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