遺産額をどうしても知りたい妻がしたこととは?
以前はそんなことなかった佳奈子さんですが、
休みの度にデパートに行って洋服や貴金属を買いたがるように。
二平さんが注意すると、「遺産を独り占めしようとしてる」と言うようになったといいます。
そういうつもりではないと話しても
「自分だけ贅沢をしているんじゃないか」「女に使ってるんじゃないか」
と言いがかりをつけ、なにかとすぐお金の話をするように。
そして、事件は起こります。
ある日、佳奈子さんが二平さんと兄弟しか知らない、
母が亡くなったときに売却した土地の話をしてきました。
土地の相場を調べたらしく、
少なくともこれくらいの金額になるという話までしてきたそうです。
もちろんそんな話を二平さんは佳奈子さんにしたことはありません。
ただ、その数日前に兄と会ってその話をしていたそう。
さらには、金庫の鍵を隠してある車の鍵が見当たらなくなったので
警察に言うべきか兄に電話で相談をした次の日に、いつもの場所に鍵が戻っていたり・・・。
以上の出来事から、二平さんは、佳奈子さんが探偵を雇ったり、
盗聴器を仕掛けたりしているのではないかと疑うように。
遺産相続で変わってしまった夫婦関係は修復できる?
本当のところどうなのか不安になった二平さんも探偵に調査を依頼。
調査の結果、誰かに尾行されてはいませんでしたが、盗聴器がいくつか発見されました。
遺産が入ったことで、夫婦の関係が大幅に変わってしまったことに
二平さんは大変心を痛めたそう。
しかし、自分が隠していたことにも原因の一端があるかもしれないと、
盗聴器を見つけたことは言わずに、遺産のこと、今後のことを、
佳奈子さんときちんと話すということを決断されました。。
せっかくの遺産で2人の関係が壊れてしまっては、
二平さんのご両親も天国で悲しむはず。
きちんと話して、またもとの2人に戻れるといいですね。
(2017.11.13)