子どもは何も言わない「いじめ問題」。親が子どもを確実に救うためには? 家族のトラブル
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こんにちは。らむねです。
学校の中の問題は、親がいくら気にしても見えない部分があるようです。
とくにいじめに関しては、真実をしっかりと知らないといけないにもかかわらず、
先生に相談しただけでは解決しないことも……。今回はそんないじめに関するお話です。

子どもは何も言わない「いじめ問題」。親が子どもを確実に救うにためには?

浦野未来さん(53歳)の息子・慶太君(13歳)は中学1年生。
小学生の時から明るく成績も優秀な男の子でした。
小学2年生の頃からいくつも塾に通い、進学校の私立中学への受験を目指して頑張っていました。

放課後に友達と遊ぶ時間は多くはありませんでしたが、
もともと活発な性格の慶太君は学級委員を務めるなどクラスでも中心人物でした。

慶太君の将来の夢は「総理大臣」になって日本のために働くことでした。
学校の文集や自己紹介の時に必ず「将来の夢は総理大臣」と言ってきた慶太君は、
友達からも「総理」と呼ばれ、「慶太君なら総理大臣になれそう」と言われていました。

難関私立中学は合格圏内だったのに

慶太君の志望校は中高一貫教育の男子校で、多くの東大生を輩出してきた有名校でした。
かなりの難関ではありましたが慶太君は「志望校に合格して、将来は絶対東大に行くぞ」
と中学受験合格を目指してとにかく勉強を頑張り
模試でも合格圏内に入るようになっていました。

しかし1月中旬のある日、慶太君は自転車に乗ってコンビニへ行く途中で
トラックとの交通事故に遭い、右手と右足を骨折してしまい2週間入院することに……。
受験当日までには退院できる予定でしたが、
体の痛みと精神的なショックから病院では全く勉強が手につかない状態に……。
慶太君は悲観的になり、すっかりふさぎ込んでしまいました。

そして、退院。頑張れば受験できる状況でしたが、
手にも足にもギプスが付いた状態では通常の生活もままなりませんでした。
ついに慶太君は学校にも行かなくなり、「受験もしない」と言い始めました。

受験の直前に起きた事故で慶太君はどう変わる?

(2018.06.19)

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