こんにちは。らむねです。
子どもが明らかに怪しい動きをしているときに、
その動向を親が気にするのは当たり前の事。
多くの親は「話を聞く」などして、悪い方向にいかないように導きますが、
全てがそう、うまくいくとは限りませんよね。
そんなとき、あなたならどうしますか?
今回は、そんな親子のお話です。
社長の夢を追いかけて、家出!? うまい話にのっかったフリーターが見た現実
土居美穂さん(46歳)の娘・春奈さん(22歳)は、
高校を卒業後に就職した会社を3か月で辞めてしまい、現在はフリーター。
友達が多く、明るい性格ですが、頑固で気性が激しいところもあり、
親子喧嘩などが原因で過去に3回家出をしたことがあります。
そんな春奈さんが、「地元を出て、東京で仕事をする」と言い始めたのは2週間前。
バイト先のメイド喫茶に東京から出張で来ていたお客さんに見初められ、
「一緒に事業をしよう」と誘われたとのことでした。
「東京で、社長になれるんだよ!?すごくない? しかも住むところも用意してくれるって!」
娘を心配する両親と自分の道を突き進む娘
春奈さんは嬉しそうに話していましたが、
当然のごとく美穂さん夫婦は「そんな都合のいい話があるわけがない」と、
東京へ行くことを反対。
そして、父親と激しい言い争いになってしまい、
「もう大人なんだから、ほっといてよ!」
と言葉を吐き捨てて、春奈さんは自分の部屋にこもってしまいました。
次の日、春奈さんがリビングでゴソゴソと何かを探している様子に気が付きました。
美穂さんが「何を探しているの?」と聞くと、「社長になるための準備」とだけ言って、
何かを持って部屋に戻ってしまいました。
春奈さんがなにか封筒のようなものを小脇に抱え、バタバタとバイトへ出かけて行ったあと、
美穂さんは春奈さんの部屋に入りました。
すると机の上には朱肉と印鑑が転がっていました。
ノリやボールペンもそばにあったことで、
美穂さんは「なにか書類を書かされたに違いない」と感じました。
娘が見ず知らずの男に誘われて、会社の社長に? 娘の行く末はどうなるの?
(2018.08.31)