妻の妊娠中に浮気三昧

泰二さんは真澄さんを気遣うふりをして、裏では風俗や女遊びに明け暮れ、
つわりがひどい日は快く実家に行かせ、
真澄さんを気遣うふりをして晩御飯は女性と外食をしていました。

また、真澄さんの調子が良い日にはSEXを求めてくることも。

しかしこの時何も知らなかった真澄さんは、
自分が「愛されて求められている」と思い、不安ながらも要求に応えていました。

しかし、真澄さんが性病にかかっていることが発覚。
結婚前に調べた時は全て陰性だったため、
すぐに泰二さんを問い詰めましたが「知らない」の一点張りでした。

そして、それが原因となり妊娠7か月目に早産で死産……。
その後、泰二さんに性病検査を受けてもらうと泰二さんも陽性でした。
泰二さんは一度風俗に言ったことは白状しましたが、
それ以上はやはり「知らない」の一点張りでした。

再び妊娠、その時夫は？

そして、その翌年真澄さんは再び妊娠します。
今度は無事に出産しましたが、泰二さんの様子は変わるどころか、
女遊びについては開き直っているのかと思うほど
「やましい関係ではない」をアピールして堂々と女性と連絡を取り合っていました。

泰二さんはお休みの日には家族でおでかけしたり、
子供の行事にも積極的に参加してくれました。
真澄さん自身も産後のケアでヨガに通ったり、
やりたいことは何でもさせてくれて、
生活には何一つ不自由はしていませんでした。
しかし、泰二さんが平日女性と遊んでいるのは明らかでした。
それについて聞くたびに口のうまい泰二さんに「嘘」をつかれているのは
分かっていましたが、「子どものため」「今の生活を守るため」と
せめて子供が成人するまで我慢しようと思い、お金の為に、
この結婚生活を続けるしかないと裕福な生活を壊すことは出来ませんでした。

長年の我慢も限界に……

2年程前から泰二さんは無断外泊を平気でするようになり、
夫婦の仲は完全に冷え切っていました。
表向きはうまくいっていましたが、夫婦関係は最悪。
嘘で固められた生活に真澄さんはだんだん嫌気がさしてきていました。
そしてある日口論になったときに、
「こんな夫婦なら、辞めたほうがいいんじゃない？」
と言ってしまいました。すると泰二さんは
「そうだね。君がそう思うなら、そうしよう」
とあっさりと言い、さらに真澄さんの
「離婚をするなら、慰謝料も養育費も言い値で払ってもらうから」
という言葉にも
「いいよ。弁護士を通して額を決めよう」
とこれまたあっさりOKをしました。

嘘つき夫の思い通りにはさせない！

あまりに「まってました」とばかりの返事を真澄さんは許せなく、
「今まで我慢してきたことを暴きたい」と、探偵に浮気調査を依頼しました。
調査の結果、定期的に会っている女性や通っているクラブの女性など複数の女性が浮上。
その中でも一番深く付き合っていると思われる女性の存在も明らかになりました。

想像以上に登場した女性の数に、真澄さんは驚いていましたが、
その分相手にも「慰謝料」を請求し泰二さんの本性をばらすと言っていました。
決定的な証拠さえあれば、
相手の思い通りにさせないで離婚の話を進めていくことが可能です。
お金のために必要以上の我慢をするならば、
きちんと保証のある離婚をして解放されたほうが
子供や自分にとって幸せな場合もあるようです。
泰二さんのように「女癖」が悪い人は、何があっても治らないのかもしれません・・・。

(2018.04.02)