浮気の証拠を探し続ける夫
晋也さんは、麻由子さんの化粧道具入れに入っていた
ラブホのカードなどの証拠品を写メにとり、
こっそりと自分の鍵付きの引き出しに保存。
その日以来他に証拠がないか、探すようになりました。
しかし、それ以降は浮気の証拠の品となるようなものは出てきませんでした。
晋也さんが見つけた浮気の証拠品の日付は全て去年の夏からの3か月に集中したのですが、
よく考えてみると、麻由子さんが家を空ける頻度が今年に入って減っていました。
今も続いているような証拠品が出てこないことで、
(もしかしたら、もうこの浮気相手とは終わったのかもしれない)と晋也さんは予測。
終わった浮気について、
今更問いただすべきか否か、心の中で葛藤を繰り返しました。
そして(余計なことは聞かないでおこう)という結論に到達し、
全て見なかったことにすると心に決めました。
終わった浮気が引っかかり続ける
しかし、晋也さんはそれ以降麻由子さんの行動をさり気なく監視するように。
すると、決定的な証拠や規則性はないものの
実家に子どもを預けるのが火曜日に多いことが分かりました。
以前のような動きはありませんでしたが、
また浮気をしている気がして仕方がない晋也さんは、
(浮気を後から知るような、あんな思いはもう二度としたくない)と
探偵に浮気調査を依頼することにしました。
調査の結果、麻由子さんは毎週ではないものの火曜日に男性と会っている事がわかりました。
しかも特定の男性ではなく、食事をするだけの人もいれば
なかにはホテルに行くことも・・・。
麻由子さんは、マッチングアプリで知り合った男性と会っていたのです。
調査の結果を見て、晋也さんは現実を受け入れられない様子でした。
また、晋也さんとのセックスを拒む麻由子さんが、
ほかの男性を求めていることが信じられず、
晋也さんは離婚を視野に入れて動くことに考え方が変わったと言っていました。
その後、麻由子さんは
「ちょっとした出来心だった。晋也に女としてみてほしかった」
と主張して、離婚することを拒否しているそうです。
しかし、不貞の証拠がある以上、晋也さんに有利な方向で話し合いは進んでいるそうです。
麻由子さんにとっては本当に離婚する気はなく、
出来心だったのかもしれませんが、
不貞の証拠がある以上、言い訳は通用しません。
晋也さんや子どもたちの立場になって、反省をしてほしいですね。
(2018.07.27)