別居から離婚の話し合いに？

明子さんが実家に帰り、実質別居状態が続いて2か月が経つ頃、
離婚の話し合いをするために、2人は久しぶりに会うことになりました。
話し合った結果、子どもが自立するまで離婚はしないで、お互いに努力して再構築していこうという事に。
そして、明子さんは子どもを連れて戻ってきました。

しかし、明子さんはその後もキャバクラ勤めを辞めることはなく、
暇なときは、ずっとラインか電話をしていました。
下の子どもを連れて、どこかへ出かけているときもあり、
由雄さんは明子さんの浮気を疑い始めました。

見たことのない服や化粧品が増え、同伴で店に行くことも増えていました。
全て「客との付き合いだ」と明子さんは言っていましたが、明らかに以前とは違いました。
車のキーにキーホルダー型のGPSを着けて追跡を試みたことがありましたが、
繁華街までしか追跡できず、アプリの不具合でそれ以降は分からずじまいに。
しかし、GPSでは明らかにホテル街に向かっていたので、
由雄さんは明子さんの浮気をさらに疑うように……。
もう、気持ち的な再構築は無理だと感じていましたが、
子どもたちのためにも離婚だけは避けたく、
そのためにも「浮気の証拠」が必要だと考え、探偵に浮気調査を依頼することにしました。

夫婦を続けるために浮気調査

調査の結果、明子さんは店の客の男性と不倫をしていることが分かりました。
さらに、その男性が店に来ない日には、
アフターだと由雄さんに伝えていた日だった事も発覚しました。

調査報告書を見て、由雄さんは冷静に「もう、彼女のことは愛せないと思う」と言っていました。
しかし、今は離婚はしないそうです。
ただ、この報告書を使って店を辞めさせて、離婚も言い出せないようにするつもりだと言っていました。

そして、子どもたちが巣立った時に明子さんと離婚を考えるとも。
明子さんに、挽回の余地があるかどうかは分かりませんが、
これからは気持ちを入れ替えて、由雄さんとの生活をきちんと建て直していってほしいですね。

(2018.08.23)