妻も不倫相手もだましていた夫に、徹底的に制裁を下した妻の話 男と女のトラブル
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こんにちは。らむねです。
開き直っているのか、知られていないと思っているのか、はたから見たら完全に「浮気・不倫」をしていると分かる行動をとっている人がいます。そんな、パートナーをバカにしているとしか思えないような行動をとって平気でいるような人を許すわけにはいきませんよね。
今回は、そんな夫をこらしめた妻のお話です。

妻も不倫相手もだましていた夫に、徹底的に制裁を下した妻の話

伊丹愛さん(42)と夫・大和さん(39歳)はお見合いアプリで知り合い、交際4カ月で入籍をして、今年で結婚2年目になります。
愛さんは初婚でしたが、大和さんは4年前に元妻と離婚。2人の子どもは元妻のところで生活をしていて、大和さんは2か月に1度の頻度で子どもと会っていました。
お見合いアプリのプロフィールにもその旨をきちんと記載していた大和さんは、結婚後も子どもと会うことは続けたいと愛さんに伝え、愛さんも「もちろんそうして欲しい」と納得した上で2人は結婚しました。

自分たちの間にも子どもが欲しい

愛さんは自分たちの間にも子どもを望んでいました。結婚するまでは「子どものいない生活」という選択肢も考えていましたが、結婚して一緒に住み始めてから、自分たちの間にも子どもが欲しいと考えるようになったのです。
大和さんは「愛の好きにしていい」と言ってくれていたので、結婚直後から愛さんは不妊治療を始めました。しかし1年たっても子宝には恵まれず、焦っているのは私だけだと感じることが多々ありました。そしてそう感じる度に大和さんに対して
(大和さんには実の子どもがいるからだ)
と考えてしまい、毎回自己嫌悪に陥って落ち込んでいました。

愛さんは「不妊治療」を中心とした生活を送るように変化していきました。
2人の共通の趣味だった
「居酒屋めぐり」や「カフェめぐり」は
「お酒やコーヒーは控えたい」という理由で行かなくなり、
大和さんには何種類ものサプリメントを用意して飲んでもらっていました。
結婚前は、「気にしない」と言っていた大和さんの喫煙についても「精子に良くない」と嫌うようになり、たばこの匂いがするだけでも嫌な顔をするように。
愛さんは家では体を冷やさないようにと常に腹巻を使い、結婚前に大好きだった“セクシーな下着”は今は機能性だけを重視したものに変化しました。そして睡眠も大切だと11時にはベットに入り寝てしまう生活を送るようになりました。

妻と一緒にいるのが苦痛に?

大和さんは、妊活を頑張っている愛さんに表向きには協力しているように振る舞っていましたが、内心では少し重く感じ、前の愛さんに戻って欲しいとすら考えるようになっていました。
「家に帰ってもつまらない」という理由で、出会い系アプリを使ってパートナーを探し、結婚していることを隠して「バツイチ・実家住まい」として複数の女性と会い始めました。そしてその中の1人と交際を開始……週末は「子どもと実家に泊る」と愛さんに嘘をついて毎週不倫相手の彼女とホテルでお泊りをするように。
平日も彼女を優先し、愛さんが寝た頃を見計らって帰宅することや、朝方まで帰って来ないことが日常になりました。

愛さんは、大和さんの浮気に気が付き、大きなショックを受けました。と同時に「こんな人のために……」と今までの自分の努力や不妊治療のために結婚前からの貯金を切り崩してきたことを思い返し、大きな憤りと共に「この人との子どもが欲しい」と思っていた感情が自分の中から消えていくのが分かりました。
そして、「離婚」を前提に、大和さんに制裁を下すことを決意しました。

大和さんは、愛さんが自分の不倫に気が付いているとは、思ってもいませんでした。愛さんは、既に不妊治療の病院に行くことは辞めていましたが、次のタイミングを待っていると大和さんに嘘をついて「妊活中」と変わらない生活を送り、大和さんの行動を観察していました。

カーナビとドライブレコーダー、スマホから簡単に「毎週末通っているホテル」や「彼女の家(実家)」などを特定。
彼女に独身だと嘘をついていることも分かりました。
そして、決定的な証拠を掴むために探偵に浮気調査を依頼して、2人がホテルに出入りしている様子や、深夜に密会している証拠をしっかりと押さえました。

妻の逆襲

愛さんは、まずは大和さんと大和さんの両親を呼び出し、証拠と共に「大和さんのやっていることは不貞行為な上に、嘘をついて相手を騙している悪質な詐欺師と同じです」と全て暴露。証拠を目の前に、何も言えなくなっている大和さんに追い打ちをかけるように「慰謝料の請求」を申し出て、「不貞行為を行った側からの離婚の要求はできませんから!」と、伝えました。
そして、その足で浮気相手の家に大和さんと出向き、彼女の両親の前で「実は、彼は既婚者です。これ以上交際を続けるなら、あなたにも慰謝料を請求することになります」と伝えました。
彼女は、驚いた顔で「独身と聞いていた……」と訴えかけていましたが、「知った以上は、これからは不貞行為になりますよ」と伝え、その場で「慰謝料を払うか、もう会わないと一筆書くか」どちらかの選択をせまりました。
彼女はもちろん「もう会わない」と一筆を書き、放心状態で黙っている大和さんのことを黙ってじっと見ていました。

ほどなくして、愛さんの銀行口座に大和さんから慰謝料が振り込まれました。
愛さんが提示した慰謝料は相場よりも高い金額でしたが、大和さん・両親共に金額については何も言ってきませんでした。そして大和さんが両親からお金を借りたことは明らかでした。

しばらくは、そのまま「家庭内別居」のような形で生活を送っていましたが、愛さんは精神的苦痛を理由に「離婚」を要求。
これ以上慰謝料を請求することは無理だとは思っていましたが、あらかじめ用意しておいた「財産分与」の書類を元に、離婚を進めていく旨を伝えました。
実家を利用して嘘をつき、さらにその浮気が原因で両親に多額の借金をした大和さんは、実家に戻ることもできず、近所に小さなアパートを借りて生活をするように……。
子どもの養育費や両親への借金、結婚前に買った車のローンやアパートの家賃を支払ったら、大和さんが自由に使えるお金は、ほとんど残らないでしょう。
さらに、大和さんは「独身と嘘をついて付き合っていた」彼女からも「嘘をつかれていた!騙されていた!」と慰謝料を請求されているそうです。

愛さんを裏切り、嘘をつき浮気をした罰をしっかりと受けてほしいですね。

(2020.03.23)

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