こんにちは。らむねです。
今や、高齢者でも元気な方が多く、自分の趣味などを楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。
しかし、年を追うごとに体に不調が表れている人が多いのも事実。
今回は、高齢者に限らず誰にでも起こりうるお話です。
見た目はウォーキング? 危険!若年性認知症の妻がいなくなった時の対処法
神戸光臣さん(60歳)は、妻・玲子さん(59歳)と結婚12年目。
お互い再婚同士で子どもはいませんでしたが、夫婦で穏やかな日々を過ごしていました。
光臣さんの仕事は警察官でしたが、現在は特殊な部署に移り
その為仕事の内容などは玲子さんに話すことはありませんでした。
玲子さんは、普段からよく気が利き余計なことは一切言わないできた妻でした。
内容が全くわからない光臣さんの仕事に関して心配をしていたようですが、口には出しませんでした。
光臣さんはそれを感じていましたが、
今の仕事はとてもやりがいがあり、体が動くうちはまだまだ現役で頑張りたい。
玲子さんには心配かけて申し訳ないと思いながらも、しばらくはこの現状を納得してもらうしかないと、
自分に言い聞かせていました。
妻がまさかの若年性認知症に
玲子さんの異変に気が付いたのは4年前の事。
その頃から家の掃除がおろそかになり、
同じ洗剤や調味料をいくつも買い込んでいるのを見たことがきっかけでした。
穏やかだった玲子さんは常にイライラしていて、怒り出すことが増え
何かおかしいと感じた光臣さんは玲子さんを病院へ連れて行くことに。
心労から精神を病んでしまったのではとも考え、心療内科も一緒に受診しましたが
診断は、若年性認知症・・・。
玲子さんはアルツハイマー型の認知症になっていたのです。
現役で働く夫と若年性認知症の妻……2人の生活はどうなる?
(2018.05.31)