シラを切り通し、妻を警戒する夫
以前の不倫相手との関係がまだ続いていた夫との生活に、
見切りをつけようと考えた佐代子さんは、弁護士に相談へ行きました。
不貞を相手に認めさせるには、
佐代子さんが持っている証拠だけでは足りないことが分かり、
探偵に裁判でも使える証拠を取ってもらうことをお勧めされたと言います。
佐代子さんは早速探偵に敏弘さんの浮気調査を依頼しました。
敏弘さんの携帯電話から、大体の行動パターンは分かっていたので、
まずはピンポイントで調査を依頼したと言います。
しかし、敏弘さんは佐代子さんに不倫について問い詰められてから、
行動に関してとても慎重になっているようでした。
メールで約束していた場所と時間に行ってもそこには誰もいなかったり、
通勤経路を変えていたり、電車の扉が閉まる瞬間に飛び乗ってみたりと、
敏弘さんの行動は明らかに警戒を感じられる様子だったと言います。
決定的な証拠がなくても不貞は不貞?
敏弘さんが、突然 午後半休をしたときのこと。
その日は、終業時間から行動調査の予定でしたが、
急遽、以前佐代子さんが調べた不倫相手の女性の家を調査することに。
午後3時頃、あきらかに家の中に誰かがいる様子が見受けられたと言います。
夕方、女性は出勤のためか、外出。
そしてその1時間後、女性宅から敏弘さんが出てくる姿が確認できました。
2人でいる決定的な証拠を取ることはできませんでしたが、
幾度となく女性の家に出入りしている証拠をとることができた佐代子さん。
敏弘さんが女性宅のカギを持っていることや、
敏弘さんの下着がベランダに干されていたこと、
滞在時間も長い日は深夜にまで及び、5時間以上あったこと、
相手が元不倫相手ということで、
弁護士からは、かなり有利な証拠になるはずだと言ってもらえたそうです。
佐代子さんは、敏弘さんとの話し合いも試みましたが結局、シラを切り通される結果に。
そして、現在離婚調停中となりました。
相手の女性も今現在は不貞を認めていないようですが、不貞を裏付けるメールと、
探偵の取った証拠がある以上、不貞が認められるのは時間の問題と
弁護士から言われているそうです。
泣き寝入りせずに、有利に離婚をしたいという佐代子さん。
弁護士としっかり話し合い、準備は万全だと言っていました。
どんなに隠しても証拠を前にしたら嘘はつき続けられません。
敏弘さんの嘘がバレるのも、時間の問題ですね。
(2018.01.30)